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第203話
自分が思っていた以上に弱っていたのだろう。
突然のカイのキスを拒めず受け入れていた
次第に深くなっていく…
「星夜…好きだよ」
カイのキスはとても官能的だった
「俺の家に行こうか」
黙ってカイの後をついていった。
カイは玄関を閉めると壁に俺を押し付け深いキスをする
欲望が中心部へ溜まっていく
キスだけで絶頂を迎えそうになる
カイのキスはとてもうまくこんな感覚は初めてだった。
俺より少し背の低いカイ。
でも自分よりデカイ俺を軽々と抱え寝室へ運ぶ
「意外に力あるんだ…」
「まぁね」
妖艶な笑みを浮かべ俺に覆い被さり深く深くキスをする
「星夜。随分溜まってた?キスだけでガチガチだよ」
「煩い…言うな…」
「今日は自分を忘れて獣のように快楽に溺れたらいい。俺がどこまでも連れていってやる。俺に全部預けな」
カイは俺を激しく抱いた。顔付きに似合わないカイの中心部は俺のそれよりサイズがあった。
雄々しいそこを立ち上げながら俺を快楽へ導いていく
「星夜…もう入れていい?」
「ん…っ…入れて…あぁぁぁぁぁぁぁ!!…んあっ…カイ…んっ…」
「星夜…お前の中良すぎて…優しくなんて出来ない」
「いい…っ…いいよっ…俺を壊して…カイで埋め尽くしててぇぇぇぇぇ…!!」
激しい律動を繰り返すカイは本当に獣のようだった。終わりのない快楽に身を委ねた。
とめどなく溢れる涙をカイは舐めとっていく
「もっと泣いていいんだよ…全部全部俺も一緒に背負うから…泣いて…縋って…善がって…俺を求めて…俺はいなくならないから…お前の側にいるから…愛してるよ…星夜…」
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