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第250話
確か店の予備のカードがあったはずだと思い出し一旦カイの家に戻る
カイの仕事部屋に足を踏み入れ机の引き出しを開けるとそこにカードがあった
それを手にして足早に店へ戻る。
カードをかざしドアを開けた。ここまで約40分ほど経過してしまっていた
スタッフルームから肉がぶつかる音が微かに聞こえた…聞き覚えのあるその音…
カイがやばい…入口の直ぐ側にあるボタンを押し駆け出す
「カイ!!」
抱き潰されたキャストが1人意識を手放し倒れている。その隣に5人がかりで犯されているカイがいた
全員が一緒に俺に視線を移した。
「あ。先程はどうも。星夜さん」
さっき俺を迎えた感じのいいキャストがカイを揺さぶりながら声を掛けてきた
「星夜さんのことも味見したいって思っていたんですよ」
その言葉を聞いた他の奴がこちらへやってきた。
流石に4人相手では勝ち目はない…抵抗していたが大柄な男に捕まってしまった
そして床に倒され押さえつけられた
素早く服が破り取られ胸の突起を舌で転がされ膝で中心部を刺激してくる
「すげぇ…あの相馬星夜とやれるなんて…」
下まで剥ぎ取られ後ろの穴に指を入れる。
「んっ…」
「星夜って感じやすいんだ…いいな…」
バラバラに動かされる指の刺激から気をそらせようとカイに声を掛けた。このままじゃカイが壊れる…
「カイ!」
ガタガタ震えるカイに声を掛け続ける。それにも構わず俺の体を弄る
「んあっ…カイ!!こっち見ろ!カイ」
「星夜…ごめん…星夜…」
「俺は大丈夫だから。カイ。しっかりしろ」
まさに誰かが挿入しようとしたその時警察がやってきた
あのボタンは直接警察に通報が入るようになっているからだ
その場で5人は逮捕され連行された
警察がカイを介抱しようと近付こうとするのを静止する。
「彼に近づかないでください。俺が行くから」
「でも君も…」
「俺は大丈夫ですから。もう1人の彼を早く運んであげてください」
きっと彼はカイよりも酷く弄ばれた筈だ。
「皆さん出て行ってください」
キャストの子を運び出しみんな出て行った後カイの側に行く
カイは幼い頃性的虐待を受けていた。
実の親から…
両親が友人を多数呼びカイを犯させたことも一度や二度ではないと聞いている。昔から綺麗だったカイは格好の餌食となったのだ
その後施設に引き取られた後に俺はカイと出会った
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