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第292話

朝陽side 今日は特別ドラマの撮影 共演者は望月くん。それと新人の子 「おはようございます。華陵院さん」 「おはようございます。よろしくお願いします」 滞りなく撮影を終える。 少しの空きが出来たので一旦事務所に戻りこれからのことを話に向かった 「華陵院です」 「どうぞー」 「お話があって」 「どうしたの?」 凛さんは相変わらず若くて美人。自分で進んで現場まで赴く人で信頼も厚い 「引っ越そうと思って」 「そうなの?何かあった?」 「友人と一緒に住むことになったんです」 「十夜くん?」 「はい」 「わかった。じゃセキュリティーしっかりしてるとこにしてね。出来ればこの辺りがいいけど」 「わかりました。また決まり次第報告します」 「うん。よろしく。朝陽くん。今日は星夜が来てるんだけど会ってく?」 「せいくん…いえ…大丈夫です。また撮影戻らないとならないから」 「そう?でも次の入りは夜でしょ?」 「そうですけど…」 「まぁ無理に会うこともないしね。ゲストルーム使う?ゆっくり休憩したら?」 「はい。ありがとうございます。じゃあ失礼します」

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