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第306話

その日デモを貰い再度検討することにした 俺は…一旦表舞台から身を引いた… 母にまず相談した 「私は星の歌好きよ。歌ってほしいな…」 父も同意見だった 俺自身もやっぱり隅田の曲が出ないことが惜しかった だから…再度復帰することにした とは言え期間限定の予定ではあるが 隅田へ結論を話すととても喜んでくれた 凛ちゃんにはもう話が通っているのでその後は滞りなく活動ができた 事務所へ出入りすることになったため、たまに朝陽さんを見かけては会話もした 話してみると朝陽さんはそのままであの頃のことが思い出された 俺は朝陽さんとどうなりたいのか?どうにかなりたいのか?それとも…今俺自身にも朝陽さんにも相手がいないから欲しいのか? そんなの解らなくて。ただ黙々と仕事をこなしていた

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