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第310話

朝陽side あっという間に両手を拘束される 「どういうつもりですか?」 「皆があなたを欲しがっているからあなたを狂わせてあげます」 「悪いけど思う通りにはならないから」 「そういう気の強いところ好きですよ。ずっと味見したかったんです」 以前共演したときもやたらと近い距離に嫌悪感を持っていた その人が今目の前で気持ち悪い笑顔を向けている 「じゃ始めますね」 白い錠剤を取り出した目の前の人。素早く下を脱がされる 後孔にそれを押し込まれると一気に体が熱くなる 「な…に…」 この感覚は知ってる…あのときの…でもそれよりはるかに強い… 「さて。ここじゃ落ち着いて楽しめないし場所移動しますよ」 そういうと彼は僕に服を着せ担いだ 「軽いですね。もっとお肉つけてもらわないと…」 担いだまま店の裏から出た。裏通りは人通りがほとんどない無い ここで声をあげようが誰も気付かないだろう 近くに停めてあった車に放り込まれる 衝撃が快感へと変わる 「あっ…んっ…」 「かわいい声…お待たせしました」 「遅かったな」 車の中にはあの俳優がいた 「皆には君は体調が優れないから先に帰したと伝えた。荷物は全て持ってきたから安心して」 そういうと唇を重ねた。 気持ち悪い…

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