310 / 690
第310話
朝陽side
あっという間に両手を拘束される
「どういうつもりですか?」
「皆があなたを欲しがっているからあなたを狂わせてあげます」
「悪いけど思う通りにはならないから」
「そういう気の強いところ好きですよ。ずっと味見したかったんです」
以前共演したときもやたらと近い距離に嫌悪感を持っていた
その人が今目の前で気持ち悪い笑顔を向けている
「じゃ始めますね」
白い錠剤を取り出した目の前の人。素早く下を脱がされる
後孔にそれを押し込まれると一気に体が熱くなる
「な…に…」
この感覚は知ってる…あのときの…でもそれよりはるかに強い…
「さて。ここじゃ落ち着いて楽しめないし場所移動しますよ」
そういうと彼は僕に服を着せ担いだ
「軽いですね。もっとお肉つけてもらわないと…」
担いだまま店の裏から出た。裏通りは人通りがほとんどない無い
ここで声をあげようが誰も気付かないだろう
近くに停めてあった車に放り込まれる
衝撃が快感へと変わる
「あっ…んっ…」
「かわいい声…お待たせしました」
「遅かったな」
車の中にはあの俳優がいた
「皆には君は体調が優れないから先に帰したと伝えた。荷物は全て持ってきたから安心して」
そういうと唇を重ねた。
気持ち悪い…
ともだちにシェアしよう!