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第324話

朝陽さんの部屋は整理整頓されていてとてもシンプルな部屋。 あの頃のままだった 朝陽さんに促されソファに座る。 朝陽さんのセンスの良さがにじみ出ているソファだった 朝陽さんは飲み物を持って来てくれると背後に立ち抱きしめて来た 朝陽さんの香りが俺を包み込む…久しぶりの空気に自分でもわかるほど顔が熱い 朝陽さんの顔がみたくて前に来てもらい膝に乗せる。 朝陽さんはあの頃のように真っ赤になり目を潤ませていてとても可愛かった 「せいくん…」 朝陽さんが唇を重ねて来た 遠慮がちに舌を挿入してくる 絡められた舌を吸い上げると甘い声が上がった 「んっ…せいくん…」 「朝陽さん…」 「せいくん…あの…あの人たちに触られたところ…上書きしてくれないかな…」 朝陽さんにしては珍しいお願い 「怖くないですか?大丈夫?」 「ん…せいくんを感じたい…」 「わかりました」 寝室にいき朝陽さんが安心するまで何度も抱いた… 何度も抱いて来たはずの朝陽さんの体。壊れそうなほど華奢で…とても妖艶で…とても愛しい… 「せいくん…愛してる…」

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