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君が幸せでありますように。1
蓮華side
カイさんと出会ったのはまだ学生の頃だった
家が結構有名らしい俺は幼い頃から様々な教育を受けてきた
回りは幼い頃から俺に媚を売り俺自身もあしらいかたを幼いながら習得していた
子供らしくない子供時代を過ごし友人と呼べるものも多くはなかったし皆が俺の顔を窺いながら過ごしていた
俺は如月 蓮華と言う人物ではなく如月グループの息子だということが先を歩いていた
両親や兄弟とは仲も良く特に不満はなかった。
でも日々の教育は厳しいためそのストレスは大きかった
化粧品会社ということもありある日何の気なしに化粧をしてみた
思いの外面白く変わっていく自分の顔が新鮮で自分ではない誰かになれる気がした
それからエスカレートしていき女装までして出歩くようになった
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