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君が幸せでありますように。4

明日は久しぶりに相馬さんと1日過ごせると嬉しそうに帰って行ったカイさん あんなに嬉しそうだったのに休み明けカイさんの元気がない。 どうしたんだろう… カイさんは寝不足気味だと言った…でも明らかに泣き腫らした顔をしていていつも綺麗な顔が少し荒れているようにも見えた こんな顔きっとお客さんには見せない方がいいだろう こんな弱ったカイさんを見せて仕舞えばどうなるのかわからない カイさんは気付いていないけれどここの客の中にはカイさん目当てで通ってくる人も多くカイさんを見る目はギラついているのだ。 それは男も女も関係なく… これを好機として何かやらかす輩がいるかもしれない そんな状態のカイさんを店頭には出せない この時はまさかキャストの中にまさにその輩がいるとは思っても見なかった 机に突っ伏して眠ってしまっていたカイさんの肩にブランケットをかける。 今日は平日だから客も少なく閉店作業はあっという間に終わった 残りはフロアの掃除だけ。 着替えて掃除に取り掛かろうと準備をしていると最近入った可愛い感じの仕事もできる子が声を掛けて来た 「蓮華さん。ちょっと一息入れませんか?さっき休憩の時買って来たんです」 「ありがとう」 彼の可愛らしい笑顔に断ることも申し訳なくてお茶を受け取る。 何故か開栓されていたが気にもとめず一口飲んだ 途端…体が焼けるように熱い… 「…な…に…」 力も入らなくなりその場にうずくまる。 何もしていないのに自分の中心部が芯を持っていることで媚薬が入れられたんだと気付く 「なんでこんなこと…」 動けない俺を彼が見下ろしていた。とても妖艶な顔で 「蓮華さんのこと抱きたいってみんなが言ってたから」 そういうと今日のキャストたちが厭らしい笑顔を浮かべながら近付いてきた 「あの如月グループの御曹司であるあなたが欲しくてたまらなかった…」 そのままずるずると引き摺られ衣装室の奥にあるスタッフルームへ連れていかれた 服は脱がされ拘束されてしまいどうすることもできない 「蓮華さん…綺麗…」 彼は店の中でも体が大きく力も強い。彼に唇を塞がれ口内を縦横無尽に動く舌が気持ち悪い その後耳朶首筋と徐々に唇が降りていく。 決して上手いわけではないのに媚薬に侵されているのでただそれだけで何度も達してしまう 「蓮華さん可愛い…」 「やめっ…」 胸の突起に到達した唇。片方は指で遊ばれ片方は舌で転がされたり吸われたりきつく噛まれたり どんな刺激も欲情を誘った 「あっ…あっん…あぁぁ…」 「蓮華さん…蓮華さん…」 壊れたおもちゃのようにしつこく俺を呼ぶ 「本当に大好きなんだねぇ…俺らも負けないけど」

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