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宵闇の向こう側…3
嫌な客も多くて辛い日だってあった。でもそんな日は必ずあの人が来てくれていた。オーナーから連絡が入っていたみたいだった
「なずなくん。ますます綺麗になったね…」
「あぁん…んっ…」
「本当にこんなにいやらしくなって…俺も嬉しい…」
「あなたがこうしたんでしょ…んあッ…」
「んっ…なずなくん…愛してるよ…」
「んっ…僕も…僕も…愛してます…っ…だから…もっと…」
「たっぷりあげるね…」
「あぁぁぁぁんっ」
「一杯出たね…いい子…」
「あぁぁん…好き…」
「俺も…ずっと愛してる…どんなことがあっても…」
会うたび甘い言葉を囁いてくれていたのに…突然別れが訪れた…
「なずなくん…ごめん…もう…俺はここへは来られない…」
「えっ?どうして…」
「ごめん…子供ができたんだ…」
「あ…そうなんですね…」
「子供のことを思うと…ね…ごめんね…大好きだよ…」
「いやだ…いやです…行かないで…」
「ごめん…」
最後は呆気なく…いきなりで…頭が追いつかなかった…でも指名が切れることはない…目紛しく時は過ぎる…
そんな日々の中。前から存在だけは知っていた人がたまたま空いた僕を指名して来た。僕が入っているときに限って利用してたようで会ったことはなかったが彼の評判はよかった。年は若いけど彼のテクニックを一度でも経験すればみんながハマるって…
でもあの人を超える人なんて絶対現れない。
そう思い彼の元へ向かった
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