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宵闇の向こう側…21

そんな日々の隙間…みんなで楽しんでいた時部屋の扉が突然開かれた みんなその場に固まり動けなかった 「全員出ていけ。今すぐ」 今まで聞いたことのない保科さんの低く大きな声…保科さんの表情は無だった… 「あっ…んっ…保科さん…」 「お前がこんなに節操なしだったとは…呆れたよ。ただの雌犬だな…そんなに抱かれたかったか?この淫乱…」 保科さんは初めて僕を乱暴に抱いた。それが恐ろしかった… 「保科さんっ…あっん…あぁぁぁ…いやぁ…」 「嫌?そんなにあいつらの方が良かった?」 「ちがっ…違うよっ…あんっ…」 「泣けよ。雌犬。ほら」 「あぁぁぁ…こんなの…やだっ…保科さんっ…」 「ご主人様だろ」 「ごっ…ご主人様っ…あんっ…あぁぁぁ…あぁぁ…んっ…」 痛い…体が…心が…痛くて痛くて…苦しい… さっきまで無だった保科さんの表情は今は直ぐにでも泣き出しそうな顔に変わっていた 「なん、っでっ…なずな…」 「あぁ…んっ…も…ダメ…」 「2度とここへは戻るな。雌犬。他の誰かに飼われればいい。まぁ家がないんだからそれぐらいはくれてやるよ。夜が明けたら送ってやる」 そして…次の日。一言も言葉を発することもなく送られ扉が閉められた… 追いかけることなんて出来なかった…

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