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宵闇の向こう側…28

眠っている星夜の体をキレイにして逃げられないようにベッドに拘束した。 絶対逃がさない…壊してやる…めちゃくちゃにしてやる… でも死なれたら困るから食事は用意しなくちゃね 「星夜!おはよう! お腹すいたでしょ?ご飯持って来たから食べさせてあげる」 「いらない…」 そっか。声出しすぎちゃって疲れて食欲ないのかな? 「そう?じゃあ水くらい飲もっか?大丈夫。変なもの入ってないから」 これじゃあ自分で飲むのは無理だから口移ししてあげよ… 「星夜…いい子だね。ちゃんと飲めたね」 可愛い…可愛くて思わず撫でた 「星夜…僕ね今日出かけないとならないの。だから大人しくお留守番しててね」 元々セフレと会う予定だったから出掛けないとならない…星夜が寂しくないようにしてあげなくちゃね 僕がされたことしてあげる…早く壊れればいい… 自分の中で色々な思いが交差してどれが自分が本当にやりたいことだったのかわからなくなる… 「寂しく無いようにこれ入れておいてあげるね」 僕が使われた玩具達を星夜につける すべてのスイッチを入れると星夜が跳ねた… 「なずっ…」 星夜が呼んでくれた…嬉しい。 「すぐ気持ちよくなるからね。じゃいってきまーす」 「なずっ…待っ…」 あの縋るような声がたまらない。出掛けないで星夜と遊んでたい… でも一人閉じ込められて玩具で攻められた星夜がどうなるのかも見たい…星夜はどうなるのかな? ワクワクしながら出掛けた。 セフレとヤってるときだって星夜のことが気になる。楽しんでるかな? 「何かいいことあった?楽しそう」 「わかる?可愛いのが家に来たんだ」 「そっか。君が笑ってられるなら良かった。よっぽど可愛いんだね。今度会わせてよ。君の家にも行ってみたい」 「うーん。それはダメ。可愛すぎて気に入っちゃうと思うから」 「そ。残念。次はいつ会える?」 「んー…また連絡するね」 都合のいいセフレ達。この人達がいるから生きてこられた気がする。僕は僕を欲しがって欲しいから …一人はやだよ。 星夜が僕を欲しがるならもう他はいらないけどね

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