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僕らの間 6
初めてサボることにドキドキ。
叶うはずのなかった想いが叶いドキドキ…
自然と口数は減り二人で黙って手を繋ぎながら座っていた
「ねぇ。嶺」
「ん?」
「好きっ…」
「やばっ…可愛い」
「嶺…キスして良い?」
「ん。」
愛斗が何度も繰り返す
どれも啄むようなキスで物足りない…でも幸せで…離れていく愛斗の体を抱き締め深くキスしていく
「あっ…嶺っ…」
「可愛い…顔真っ赤だよ」
「何で嶺…そんなキス出来るの?もしかして…したこと…ある…の?」
「ないよ。でも…したかったから…嫌だった?」
「嫌じゃない…気持ちいい…」
「…っ…だめ…そんな顔しないで…我慢できなくなる…」
「えっ…!!?」
「何年片想いしていたと思ってるの?やっと叶ったんだから…欲しくて堪らないんだよ。だからあんま可愛い顔しないで…」
「可愛い顔とかわかんないし…」
「愛斗…あぁ…もう…どうしよ…」
「嶺…何か…いつもと違って可愛い。昔からカッコよかったしモテてたし…俺の中では誰よりも良い男で…その嶺がそんな余裕ない顔とか…堪らなく可愛い」
「やめろって…あぁ…だめ…もっと触りたい…」
「俺も…嶺に触りたい…」
「え?…」
愛斗が急に俺を押し倒した。慣れない手つきで触れていく場所が熱を持っていく
「はぁ~っ…嶺…可愛い…」
愛斗がしたいようにさせていた。
愛斗の手が制服の中に差し込まれ徐々に上に上がっていく…胸の突起に触れたとき思わず声が漏れてしまった…
「んっあっ…」
「ここ?くすぐったい?」
触り方がエロくて甘い声が押さえられない…何でこんなに…気持ちいいんだろう…
自分がこんなに感じやすい体をしているなんて知らなかった…
「はぁ…んっ…あっ…あっ!!だめっ…愛斗…」
「感じてるの?ここ…」
愛斗が妖艶に微笑んだ。
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