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天使 2

帰宅すると梅さんが来ていて既に夕飯はできていた 眠り続けていた奏多のことが気になるが病院なんだから大丈夫だと言い聞かせ食事を取った 「かえでちゃん可愛かったね」 「そうだねぇ」 「かなちゃんもすぐ元気になるよ」 俺が不安だったことを肌で感じたんだろう。さくらが笑顔で励ましてくれた。 翌日病院へ向かうと奏多はまだ眠っていた 「先生。大丈夫なんですか?」 「大丈夫です。もう目が覚めますよ…」 「…んっ…はぁ…おはよ…遥菜…」 「奏多…よかった…おはよ」 たまらなくて回りに人がいることも気にせずキスの雨を降らせた 「ちょっとーはるちゃん!!みんな見てるから」 「あ…ごめん…」 医者が柔らかく微笑んでいた 「かえでちゃんお連れしますね」 暫くすると小さな小さな命が運ばれてきた。 奏多の胸に抱かれると微笑んだ… 「可愛い…かえでちゃん笑った…」 「ママがわかるんだね」 「遥菜に似てるね」 「奏多だろ」 「さくらだよ」 そんな俺たちのやり取りを見ながらみんなが笑っている 隅田家に天使が舞い降りた fin.

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