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道標 8

海都side ずっと何か変だった。遥から曲を作ってもらい始めた辺りから何かが変だ…笑顔はいつも通りだったんだけどとにかく激しい… 俺は体が小さいから俺よりかなり大きいおみを相手をするのはかなりの体力がいる いつも気遣って抱いてくれるのに最近は俺が動けなくなるまで激しく攻め立てる 望悠と関係を持っていたときからストレスが溜まると望悠が気絶するまで抱いていたことは知ってた。 何があったのか心配でしつこく色々聞いてしまった そのせいでおみは出ていってしまった。 今頃望悠を抱いているの?俺じゃ耐えられないから?それとも…俺じゃ…もう… 涙が溢れて止まらない… おみ…おみ…帰ってきて…俺はただおみが心配でたまらなかっただけなのにおみはいつも俺には弱いところ見せてくれないから…俺はおみにとって何なの…?俺じゃ頼りない?俺じゃ物足りない?…俺だっておみを支えたいのに…悩んでいるならなんとかしてあげたいのに…おみ… 勇気を出しておみに電話したけれどおみは出てくれない…続けて望悠に連絡した 「はいはぁい。なぁに?」 望悠はいつも通りの声だ…きっとまだ何もしてない… 「もしもし!!みーくん!!おみは?」 「ん。いるよ」 「ねぇ。みーくん…俺言い過ぎたんだ…最近何かおかしいから気になって…しつこく聞いちゃって。それが嫌だったのなら謝りたいんだ…帰ってきて欲しいんだ…」 「ん~…あきらめて。じゃね」 「ちょっ!!みーくん!!望悠!!」 電話が切られてしまい愕然とする これから…抱き合うの?…やだよぉ…もう誰にも触れて欲しくないのに… 「えっ…ぐすっ…おみ…おみ…」 折り返しかける勇気もなくてただ画面を眺めその場に蹲った…

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