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道標 13

望悠side Lunaはインディーズではかなり人気の三人グループだ。人気があるのにずっとメジャーデビューをしてこなかった奴等だ 久住春雪。圧倒的な歌唱力ミステリアスな風貌で一番人気だ。 嘉納龍王。男らしい体つきと艶のある視線で女の子を虜にする。ダンスがプロ並みに凄い 桜庭月兎。愛らしい見た目と反する実力。歌もダンスも申し分ない。そしてリーダーだ。 「あのLunaが何で俺たちなんかと?3人はずっとメジャーデビューすること拒んでたのに…」 「お前たちの太陽のような回りを暖かくする声に惚れたそうだ。自分達はお前たちを影で見守る月になりたいとさ」 「「え!!」」 「入ってこい」 扉が開かれ3人が入ってきた 「話すのは初めてだね。桜庭です。よろしくね」 「「あ…のっ…よろしくお願いします!」」 「お前ら可愛いな」 「可愛いなって…」 「いやぁ…ほんと可愛い」 「これであれだけの歌声だろ?頭が下がる…」 「ダンスもすごいよな」 「僕たちは君たちの歌を聞いたときから一緒にやりたいって思ってたんだよ。もうね一目惚れ」 「そんな…」 「君たちも一緒なら俺たちもメジャーデビューしてもいいかなって思ったんだよ。ファンの子たちの長年の夢でもあったしね。でもさ俺たちはLuna…月だから太陽がないと輝けない。それがデビューを悩んでいた理由」 「お前たちとならやれる。上へ行ける」 「だから…俺たちと一緒にやってくれないか?」 勿論すぐに承諾した

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