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道標 14

望悠side 「お前たちは今日からLuna e soleだ」 それからは目まぐるしく時が過ぎていった 鷹の声と春雪の声はどこまでも響き渡る。 興味ない人でさえ振り替えるほどの歌唱力と龍王の圧倒的なパフォーマンス。 それを下からしっかり支える俺と月兎 全てが合わさり1つとなった俺たちの人気は一気に高まった ファンを楽しませるため俺たちは努力を続けた。 顔だけじゃないって言われたかった。どんな人にも認めてもらいたかった だから必死だった。沢山喧嘩もした。でも全てを糧とし俺たちは走り続けた そんなときに相馬星夜のデビューが決まる 俺たちは愕然とした。俺たちなんて比較にならないほど実力の差があった… 遥の曲を相馬星夜が歌うことで一気に注目を集めた。 どうして…こんなにも違うんだろう…どんなに努力しても届かない…何で…あいつは歌一本でやっているわけではないのに… それからしばらくしてどうやってかは知らないが鷹は遥の曲を持ってきた 「これを歌いたい…」 その時には皆気付いていた。鷹がおかしいと でもあの遥の曲が歌える…その欲に負け鷹に何も聞かなかった。 鷹がそんなに苦しそうな顔をしていた理由を知ったのは3枚目のシングルの時だった 聞いた事実は衝撃で確かにそれでは遥は作るしかなかった 脅していることはいけないことだって俺たちは理解していた。でも歌いたかった…近付きたかった そんなとき相馬星夜と初めて一緒になった

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