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揺れる 6

旅行から戻り凛さんに話をしてすぐに休むことにした 今日はせいくんのご実家にお邪魔する。 「いらっしゃい!朝陽くん。あがって」 「はい。お邪魔します」 その日休みだったお義父さん…煌さんがご飯を作って待っていてくれた 四人で食卓を囲む。煌さんの料理は繊細でとても美味しかった。 片付けて話をするため再度腰かけた 「で?話って?」 「あの…子どもが…出来ました」 「そうなの!!おめでとー!!わー初孫初孫」 今にもスキップしそうな煌さんをくるみさんが楽しそうに見つめていた 「もう…煌さんったら」 クスクス笑う笑顔はどことなくせいくんに似ていた 「私も子どもは産んでいないからあまり役にはたたないかもしれないけれど…協力するから頼ってね?」 「はい。ありがとうございます」 「うわぁ…楽しみ…予定日は?」 「10月です。」 「えっ!えっ!じゃあ俺と同じ日がいいなぁ」 「ふふっ…同じだと僕も嬉しいです」

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