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揺れる 18

怖い…怖い…お願い…赤ちゃん…無事でいて… そしてその日から僕は入院することになった… 「せいくん…せいくん…どうしよう…」 「朝陽さん…」 せいくんはずっと側に付いていてくれた。 涙が止まらない… 「朝陽さん。何か胃に入れましょ。じゃないとこの子もお腹空いちゃってますよ。この子のために。ね?」 「ん…食べる…」 ほんの少ししか食べられなくてあとは点滴を打ってもらった… 「…動いた…まだ動いてる」 「頑張ってるから撫でてあげないと」 「ん…頑張れ…頑張れ…」 時間毎にやってくる看護師さんの言葉に少しずつ精神的にも安定もしてきて入院して10日。 「よかったぁ…」 「絶対安静ですからね」 「はい」 せいくんに迎えに来てもらって久しぶりの我が家にほっと息をついた。 もう少し…もう少しで会える…

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