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第131話

雪はこれでもか、これでもかと雷太を誘惑し続けた。 雷太はもう自制が効かず、雪をぐっとベッドの上へ押し倒す。 長耳の根本を指で引っ掻きながら、雪の胸に舌を這わせた。 少しだけふっくらしている輪の部分を舌先で沿うようにして辿り、胸の粒を口に含む。 嬲るように舌を動かすと、雪は甘い声で鳴き始めた。 「ん、あっ、あっ……」 空いている手で反対の胸の粒を捏ね回す。指先で引っ掻くようにして擦ると、雪は妖艶に腰を捩らせる。 いつもの子供っぽい雪はどこへ行ったのか、まるで別人だ。 色っぽくて可愛い。可愛すぎる。 「あんっ、や、そこばっかり、雷太っ……」 胸をちゅうっと吸って雷太は口を離す。雪の身体がびくんびくんと、いやらしく震えた。 「少し我慢してくれ」 「えっ、何っ」 雷太が雪の両足を抱え、自分の肩に乗せる。 雪ははじめだけ恥じらう様子を見せたが、すぐに自分で膝裏に手を入れて両足を雷太の目の前で広げて見せる。 「こう?」 尻の間の窄まりがよく見えた。ピンク色したそこはひくひくと可愛らしく収縮を繰り返す。まるで雷太を誘っているようだ。 雪特有の甘い体臭が立ち上った。 雷太は雪自身の先端から溢れる蜜と自分の唾液でその窄まりを解す様に指を当てた。 「あっ、んっ、んっ……」 雪が我慢している姿も、苦しくて喘いでいる姿も雷太には目の毒だった。 優しくしたいのだが乱暴に抱いてしまいたい。 そんな欲求が現れるのは、雷太が肉食獣人である証拠だ。 雷太は言葉も忘れ雪の身体を暴いていく。 雪の尻尾を揉んで身体の力を奪いながら、ゆっくりと指を窄まりの中へ押し入れる。 「ひゃあっ……」 驚く雪の声が可愛くて、もっともっと淫らで可愛い声が聞きたくて、その指を抜き差しし、中を探るように動かした。 ぐちぐちと音が鳴る。 「やぁ、あ、あッ、ぁ……、やんっ、やっ、やぁっ」 「いやなのか?」 「ちがう、ちがうの、もっと、もっと、らいたぁ……」 雪が腰をかくかくと揺らしながら、もっと、もっとと快感を強請る。 その可愛い痴態に逆らえる男はいるのだろうか。 雷太は不自然にテントを張って中で窮屈そうにしていた爆発寸前の自分自身を取り出して雪の窄まりへ押し当てる。 十分解したからかどういうわけか雪のそこは柔らかく、まるで自分を受け入れるためにあるようだと雷太は都合よくそう解釈した。

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