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第36話

髪はみだれ、呼吸にも喘ぎ声がまざるアキラ。 タツは、アキラの前を弄んだあと後ろへ指を二本ほど強引に挿入する。 「ァッ痛ぅ、ィャだっ!んッ」 首を横に振って、まだ抵抗するアキラの両足を開かせアキラのモノに舌を絡ませていく。 「ァッ、んっャ、は、ァぅ」 アキラは、あまり余計な声を出さないよう反抗するが、快感に煽られ漏れてしまう。 淫らで、はずかしい声…。 「ん、ぁッ、ャッ、ァ」 アキラから舌を放し、そして指の入った後ろへ、かわりにタツのモノを押しあて乱暴に挿入してくる。 「あぁッ、ィっ痛ィ、ッ」 痛みに身体がヒキつる。 瞳を閉じ痛みを過ごすが… 「おらッ目ェ開けろッ!!」 頬を叩いて片手で首を絞めながら貫いていくタツ…。 苦痛に顔を歪めるアキラ。 「ぅくッ、嫌ッ、ァ、ァッは……」 外からも刺激を与え、アキラの先から溢れ出る白液を、アキラの身体にぬりたくるタツ。 「ぅ苦、し、ッ」 首を絞められ意識が朦朧としてくる。 タツは絞めつける手を緩めながら、好きなようにアキラを激しく貫き弄ぶ。 「ァっ、ん、ャ」 あまりに長い強引なタツの行為に耐えられなくてアキラは、身体の力が抜けて気を失ってしまう。 ……バシッ! 「ッ勝手に、寝てんじゃねーっ」 手加減なしのタツの張り手がアキラの顔にヒットする。 「ぅ痛、クッ」 無理やり意識を戻され、中にある圧迫感に身体を強張らせる。 「嫌ッ、ァっはッァ、ぅッは、やくッ、っ」 そんな言葉が漏れる… (もうどうでもいいから早く終わりにしてほしい……) …と。 「痛、ッ」 不意にタツのモノが抜かれ意識が遠のく。 しかしタツはアキラの髪を引っ張り顔へ白液を浴びせ口へ含ませる。 「っケホッ」 むせるアキラだがかまわず冷徹な言葉を口にする。 「っ交代だ!はぁっ」 息の上がったタツはユウからカメラを受け取り顔の上から撮りはじめる。 ぐったりしているアキラを前にしてユウはすぐに行動が出来ない。 「ッオイ!ユウっ早くしろッ45分ヤりっぱなしの罰なんだからな!休ませたら意味がねぇ!カメラまわってんだッ阿保!」 タツは怒鳴ってユウを促す。 「…ッ」 意を決してアキラに乗りかかり、目についたタオルでアキラの顔を覆うユウ。 「ユウ?それじゃ起きてんのかわかんねぇだろッ」 「いいんだ」 タツの言い文を拒否する。 (目隠しのつもりはない、演技でないアキラの辛そうな顔を見ながらなんて出来そうにないから…) これはサクヤじゃないと自分に言い聞かせ演技に入る。 気休めていどにしかならないのは承知の上なユウだが、ヘタな事をして撮影を長びかせても辛いので、静かにアキラに触れていく。 「っ、嫌」 意識を失いかけていたアキラ触れられて、ビクッと身体を震わす。 その身体へユウは快感を感じさせる舌でなぞっていき、ユウのモノをグッと挿入する。 「ッアっ、んッ、ャ、っ」 身体を揺さぶられ、気を失いそうなアキラにわかに快感が伝わる。 が、それを受いれる余裕などないアキラ。 ただ、タツよりうまい事が救いだった。 「…ぅッ、ァッ、ィャ…っ」 何度も気を失いかけるが、その度にタツの平手打ちがとぶ。 アキラは身体がヒキつり、感覚がマヒしてくる……。 「ぅ、ィッ…」 (…ツライ……) 今までこんなに辛い撮影は経験ないアキラ、…心の中で思う。 罰撮影の本当の恐さを受けてから知ったのだった。 「っく、ぅッ、んんッ…ャッ」 耳もとで聞こえるアキラの自分への拒否の声に耐えられなくなるユウ。 「……っ、タツ、ッ…トップに言われた時間、俺は、持ちそうに…ない」 そう言うとユウはアキラからそっと抜いていく……。 「ぅッ…っ」 それで一時、身体が楽になる。 激しい呼吸の間に息をつく。 だが、それは一瞬だけで… 「へッ!意気地なしがッ」 そう、ユウに言葉をかけカメラをユウに渡してアキラに向かって言うタツ… 「じゃぁよ、あと15分俺が遊んでやるぜっサクヤ!」 バシッ! またもや頬に平手打ちをし、顔につけたタオルを取る… 「痛ッ、ァアッ、ぅ」 殴ってすぐ挿入するタツ。 さっきイった、ばかりとは思えない回復力で、容赦なく突きあげてくる。 「っぅ、ッァ」 終わらない行為にアキラは頭が痛くて吐きそうな気持ちになる。 手足が痺れマヒを起こして、痛みも倍に… 「ッ…あ、ァぅ、はァ…ッ」 時おり、ユウがアキラの腕を強く持ってくる。 これ以上意識を失って殴られるアキラを見たくないのだ。

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