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第39話(R-18)
「なに、これ……」
突然身体に起きた異変。自分の性器が上を向いてるだなんて初めての光景。
身体はどこも悪くない、むしろ暑いぐらいだ。
それに、先生に見られているという羞恥心が余計に熱を煽る。
「もしかして月山、勃起知らない?」
「?ぼっき…」
「保健で習わなかった?」
「………」
そう言えば、生理現象だかなんかで習った気がする。
興奮したりすると起きるんだっけ……。
「あぁ、そういう経験が無いのか」
「知りたいとも思わなかったので……」
「若いのに。まぁそういうことしなさそうだもんな」
「ひゃっ………ゃ、駄目…………!」
不意に股間を撫でられ、身体が跳ねた。
そんなとこ人に触れられるべき場所では無いし、先生の手を汚してしまう。
「我慢してた方が辛いよ。一回出したら?」
「だ、出す……?」
「……もしかして、精通もしてない?」
「?」
保健の授業でしか聞いた事がない言葉ばっかり。
友達がいないからそういう話もしなければそういう事もしない。
「マジかぁ………ちょっとごめんね」
「?………ひっ!?」
あろうことか先生は、唐突に俺のズボンとパンツを一緒に下げた。
服の中からは緩く勃ち上がった自分の性器が現れる。
先生に見られてる。駄目、そんなとこ見ないで。
恥ずかしいなんて言葉じゃ足りない、今すぐに隠れたい。
「せんせ、駄目………っ」
「こうやって緩く上下に手を動かすとね、精液ってのが出るの。
それが一番気持ちいい時にいっぱい出るんだよ。」
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