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第40話(R-18)
先生が、触ってる。
白く細い手で俺の性器を優しく包み、擦り上げている。
それが今目の前で起きてるなんて、信じられない。
「や、ぁ………っ、あっ、あぁ……」
「痛くない?」
「痛く、な………っから、も、離して………っ」
「一人じゃ出来ないでしょ?大丈夫、俺がしてあげるから」
「ひっ!?やだ、駄目っ………ぁあっ」
先端部分を指の腹で押され、腰がガクガクと震えた。
知らない。こんなに気持ちいいなんて知らなかった。
先生に触れられてるから?見られてるから?そんな事考えるのも無理な位に熱に浮かされる。
後ろに落ちないよう背中を支えられていても耐えられなくなって先生の肩を掴む。
手に力を入れないように、でも、ぎゅっと服を握ってシワにしてしまう。
目を開けて見ていられない。これ以上見ていたら沸騰してしまいそう。
先端部分から滲み出た体液が先生の手を汚していく。
擦り上げる度にぬちゅ、ぬちゅっと卑猥な音が鼓膜に響く。
「やだ、漏れる、漏らしちゃ……っ」
「大丈夫、これは射精だから。イくって言うんだよ」
「イく、イくから離して……っ、ゃあ、あっ、あ」
「いいよ、イって」
スピードを速めると、強弱をつけて快感を煽られる。
腰が震えるのも止まらなくなり、呼吸が整わない。
喘ぎ声だけがこの部屋に響いて、余計に恥ずかしさが体の熱を上げる。
「イくっ、も、イく………ゃ、ぁっ、〜〜〜〜〜ぁぁああっ………!」
目の前がチカチカとスパークして、溜まっていた熱が一気に弾け飛んだ。
痙攣も最高潮に達して、ヒクヒクと疼く。
あぁ、これがイくってやつなんだ。
また一つ、先生に初めてを奪われてしまった。
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