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第67話(R-18)
じゅぷ、じゅぷっと粘着質な音が部屋に響き、より一層神経を甘く溶かしていく。
(何これ、初めてされた、汚いとこ先生に舐められて………っ)
柔らかく生温かい口内に包まれ、亀頭や裏筋に舌を這わされる。
ずるぅ、と引き抜かれる感覚とぐぷぷ、と奥に戻される感覚が交互にきて目の前がチカチカとスパークしていく。
「んっ、ふ………ぅ、ぁう、んっ」
必死に声を抑え、先生の口の中に出したくて必死に耐える。
でも快感慣れしてない身体は言う事を聞いてくれない。
額に汗が浮かび、どんどん前かがみになっていく。
せめて口内に出すのだけは避けたい、と片手で先生と頭を押す。
けど、先生は見上げて俺の顔を見ると、また奥へ奥へと口に含み、追い上げるように吸い上げた。
「せ、んせ……ぁ、も、やだ、やだやだっ」
「なかにらひていいよ」
「やだ、汚いから駄目っ、離してぇ……」
性器を舐められているのですら視界の暴力なのに、液体を放出するなんてもっと悪い。
汚い、何もかも汚いから。
これ以上、恥ずかしい自分を見せたくない。
これ以上、先生を汚したくない。
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