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第36話

Ωの事は彼も聞いているようだ 早速先生が抑制剤の注射器を取り出した 「君は副作用が出るみたいだね」 「はい……」 「副作用?」 隣で見ている陽介が聞いてくる 「たまにね、頭痛やめまいと言った副作用が現れるΩも中にはいるんだ 酷い人だと2~3日寝込む人もいてね」 「俺は1日で何とか収まるからまだマシかな?」 そう、希一が憂鬱だったのは副作用だ 頭痛やめまいで1日動けなくなるから きっと陽介にも迷惑がかかる それが不安で仕方がない 「それじゃはい、腕出して」 そう言われてブレザーを脱いで 左腕のシャツの袖を捲り上げる 消毒をし、注射器が希一の腕に刺さり ゆっくりと抑制剤を流し込んでいく 「はい、終わったよ」 「ありがとうございました」 「何かあったらすぐ言ってね」 その後寮に戻り風呂に入って宿題をする 副作用のせいか何だか気分が悪くなってきた気がする その為今日は早めにベッドに入った
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