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第82話

扉を閉められ中は小窓からの光のみ。 そして手伝ってと言ってきた男子生徒を含め四人。 その中には上級生もいる。 彼らの目は獣のようにこちらを見ていて、これから何をされるのか恐怖で手が震えた。 「な、に………」 「へぇ、こいつがΩか」 「Ωなら別に犯しても問題ないよな?」 「え?」 彼らの言葉に息が一瞬止まる。 まさかその為にここに連れ出したのか。 恐怖で体の震えが大きくなる。 だがそんな希一はお構い無しに彼らは希一を囲み押さえつけられ床に倒れ込んだ。 そして彼らは希一の衣服を脱がせ始める。 「嫌だ!!止めろ!!嫌だ!!」 「うるせー黙ってろ!!」 一人が希一の口を塞ぎ、周りは希一が暴れないよう押さえ服を脱がせ、シャツのボタンを全て外し今度はズボンのベルトに手を掛ける。 「んー……んー」 希一は口を塞がれているため言葉を発することができない。 そしてズボンを下ろされ下は晒される。 「俺、先ヤりたい」 「じゃ、次は俺で」 「おい待て、そこはじゃんけんで」 そんな会話をする彼らは一瞬希一から離れた。 その一瞬を逃すまいと起き上がりその場から逃げる。

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