なんで帰っちゃったんだよ… 二次会でお開きになり一人家路につく。 なぜだか二次会には参加しなかった小宮さんのことを考えると溜息が止まらない。 一次会でもあまり絡めなかった。 小宮さんと飲む約束はまだ実行されていない。 いつになったら飲みに行けるのか… こっちから声をかけるのも気が引ける。 小宮さん忙しそうだしな… 仕事では俺は城田についているせいで、小宮さんとの絡みもどんと減ってしまった。 なのに俺が小宮さんを思う気持ちは減らなくて… 減るどころか最近どんどん増している。 すぐ目で追ってしまったり、声を聴こうと電話をしているのを耳をすませて聴いてみたり… 半分ストーカーのようだが、それほどまでに好きなのだから仕方が無い。 明日は何か話ができたらいいな… そんなことを考えながら帰宅した。