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79 入社三年目11月。

『ん…』 時折漏れる自分の声に驚きながらもそれが耳を犯してどんどん気持ち良くなってくる。 『山崎…大丈夫そう?』 俺はコクリと頷く。 こんなに優しくて気を遣ってくれる小宮さんが大好きで大好きで… 今日こそ一つなりたいと心から思った。 耳朶を甘噛みされ、首筋に舌を這わされるとゾクゾクする。 俺自身のアソコはもうギンギンだ。 『あっ…』 膝で探られ小宮さんが笑う。 『可愛い…俺に反応してくれてるの嬉しいよ…』 そう言いながら頭を撫でてくれた。 唇はスルスルと下へと滑り、鎖骨までくると止まった。 『脱げる?』 そう言われ頷くと服を脱ぐ。 上手く腕が抜けなくて小宮さんに手伝ってもらう。 『ヒャッ!!』 脇腹に触れた小宮さんの手がくすぐったくて顔に似合わない変な声を出してしまった。 『ココ弱い?』 ニヤリと笑う小宮さんがかっこよくて… こんな行為の途中でさえも見惚れてしまっていた。 『あっ…ん…』 脇腹をソロリと撫でられまた変な声が出る。 必死に口を塞ぐけど、小宮さんにやんわりとどけられてしまった。 『可愛い声、聴かせて…』 いつもとは違う掠れた重低音ボイスが俺のモノに響く。 いつになくセクシーでかっこいい。 小宮さんも上半身裸になると俺を抱きしめた。 裸で抱き合うなんて初めてでドキドキしたけど、とても気持ちよくてクセになりそうだ。 『ココ自分で触ったことある?』 と、小宮さんが俺の乳首を指差す。 フルフルと首を横に振るとピンッと指で弾かれた。 『んあっ!!!』 その瞬間に全身に電気が走り、手足が痺れた。 『感度いいな…』 怪しげな一言を言うと、小宮さんが俺の乳首を口に含んだ。 『ふぁ…』 クチュっと唾液をたっぷり付けて口の中で転がされると一気に何かが登り詰めたように頭がボーッとしてくる。 片方を指で転がされ、片方を舌で転がされると俺の息も絶え絶えだ。 舌はツーッと下へと伸び、俺の脇腹を舐める。 『んっ…!!』 ビクンビクンと跳ねる俺を見て小宮さんはすごく満足気だった。 『山崎…触っていい?』 そう聞かれ小宮さんの手元を見ると俺のモノを握ろうとしていた。 すごく恥ずかしいけど、これを触らないと先へ進まない…と、意を決して頷く。 布の上からギュッと一番気持ちいい力加減で握られ俺の体の力は抜ける。 ゆるく上下に扱かれるとクチュという音がしたので、間違いなく俺の先走りのせいだろうと思った。 俺の節操なし!! こんなことで先走り流すなんて…そう思っていると、小宮さんに手首を握られた。 『俺のも触って…』 また掠れ声で言われ、ゾクリとする。 導かれたソコには俺とは大きさも形もまるで違うモノがあって… 驚きのあまり一瞬手を引っ込めてしまったが、また戻された。 躊躇しながらもおずおずと手を伸ばすととても熱いソレはすごい勢いでソリ勃っていた。 俺はズボンも下着も脱がされ、小宮さんも全裸になる。 なんだか恥ずかしいが、お互い同じ造りなので不思議と慣れてくる。 生で見た小宮さんのモノはすごく大きくて、太くて… 全裸でもいやらしくなく、すごく綺麗だった。

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