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99 入社四年目4月。
一応小宮さんに言っといた方がいいのかな?
いや、でも別にやましいことしてるわけじゃないし、ただ先輩とご飯行くってだけだしな…
逆にいちいち報告する方がうざいか?
なんて色々考えていたら外回りから事務所に戻ってきた天野さんに出会った。
『お疲れ。』
『あっ!!お疲れさまです!!』
『あれ?今日早いな。』
『そうなんですよ。同行してたら西野さんに飯誘われて。』
『飯!?小宮さんには言ったのか?』
『えぇ!?いや、いちいち報告するのもうざいかな?とか思ってしてないんですけど…』
『悪いことは言わねぇから一応報告しとけ。』
『えっ!?やっぱり報告しといた方がいいですか?』
『俺はその方がいいと思う。』
『わかりました…』
『で、なんで飯?』
『いや、なんか同行のお礼とこれからも世話になるからって…』
『ふ〜ん。』
天野さんの意味深な返事が気になったが、俺はお先に失礼して西野さんと待ち合わせの居酒屋に向かった。
あっ…小宮さんにメールしなきゃ…
そう思い居酒屋に入る前にメールを送ったのだった。
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