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100 入社四年目4月。小宮side

昨日は久しぶりに山崎の顔が見れたことで少しは気持ちも穏やかになったかな…と思う。 天野に話したことでもスッキリした。 ただ今回気付いたことは、自分は思っている以上に余裕がないということ… でもまぁ西野自身が山崎のことをどう思っているかなんてわかるわけでもないし、社員がたくさんいるにも関わらず山崎に目をつけるなんて…何百分の一だよな… そんなことを考えながら、自分一人で納得していると携帯が震えた。 『メール…山崎か?』 なんだろう?と少しワクワクしながら受信BOXを開くと俺は絶句した。 《今日は西野さんにご飯に誘われたので行ってきます。また終わったら電話します。》 なんで? それよりも2人きりか?そうなのか? もう山崎に目をつけたのか?と一気に体から冷や汗が出る。 行くな。なんて今年34にもなる男が情けなくて言えるわけもなく… 何事もないことを祈ることしかできない。 でもまぁ終わったら電話するって言ってるしそれ待つか… そう考えるけど、頭が勝手に2人のツーショットを想像する。 酒あるのかな… アイツ弱くはないけどたまに飲みすぎるときあるからな… 俺のドキドキとモヤモヤは無くなることを知らず、携帯と睨めっこをしながら時間が過ぎるのを待つ。 メールが来てから1時間半。 飯って大体何時間ぐらいだ? 気になりすぎて、家に着いてから一度も携帯を離していない。 俺本当余裕ないな…

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