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130 入社四年目11月。
『ハァ…ハァ…』
唇を離され肩で呼吸を整える。
『山崎…しよっか…』
その言葉にコクンと頷く。
いつも流れでしていたことも言葉でやろうと言われるとすごく恥ずかしい気分になる。
よし、今からやるぞ!!と言っているようで、普段よりもドキドキする。
耳朶を甘噛みされ全身に甘い痺れが行き渡る。
ツーッと首筋を下へと滑る舌がなんだか熱い。
『あっ…』
ビクビクと体を跳ねさせながら反応する俺に小宮さんが時折「可愛い…」と言ってくれる。
男なのになぜだか小宮さんに可愛いと言われると嬉しくて…
『んっ…ハァ…』
服を捲り上げ、胸の突起を弄られ舐められると自然と声が出て、夢中で舐め続ける小宮さんの髪に指を絡める。
『山崎…気持ちいい?』
『気持ち…ぃ…』
胸の突起を摘ままれる度に感じるピリピリとした快感が俺を襲う。
熱く猛った俺のモノは今にも爆発しそうだ。
『あっ…小宮さ…触って…』
恥ずかしながらも腰を浮かせながら言うと、俺のモノは優しく握り込まれた。
『うわ…グショグショ。』
意地悪く言われ赤面する。
濡れた下着を素早く脱がせると小宮さんが俺のモノに食らいつく。
ヒヤリとした空気からねっとりとした温かい空気に包まれると俺のモノが敏感に反応する。
気持ちいい…
気持ちよすぎてクラクラする。
何度も先をクチュッと吸われ、下から上へと丁寧に舐められると射精感が増す。
『あっ…ハァ…も…イっちゃぅ…』
首を左右に振りながらそう伝えると、小宮さんは俺が一番気持ちいいと思うスピードで扱き始め、チロチロと先の方に舌を這わせた。
『ハァ…ん…イクッ…!!』
クチュッとキツく吸われた瞬間にビクビクと体を震わせて俺は小宮さんの口の中に白濁を吐き出した。
それを飲み込み溢れたモノを指の腹で拭う小宮さんがいつもセクシーでたまらなく好きだ。
『山崎…腰上げて…』
最近は解さなくともすんなりと小宮さんを受け入れる。
何度も繋がってきた証でそれがまた嬉しい。
『あっ…』
入口をクルリと円を描くように擦りながら小宮さんが入ってくる。
『うっ…』
最初こそキツいものの、そこからじんわりと甘い痺れが広がって…
『ハァ…あ…』
ヌプヌプといやらしい音を立てながら入ってくるモノをギュウギュウと締め付ける。
気持ちいい…入っているだけですごく気持ちいい。
一番奥に到達すると、緩くズンッと最奥を突かれた。
それがいつもスタートの合図で、徐々に突かれるスピードが増す。
『あっ…んっ…んん…ハァ…』
俺の声もどんどん大きくなり、小宮さんからも吐息が漏れる。
『ハァ…山崎…好きだ…』
『お…れも…好き…大好き…』
満足そうに微笑む小宮さんがかっこいい。
『うっ…イク…』
それだけ告げると小宮さんの腰の振りが早くなる。
さっきイッたはずの俺のモノはまたしても爆発寸前だ。
腰の振りと同時に扱かれ、二人一緒に熱い飛沫を飛ばしたのだった。
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