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 おかげで俺は説明さえも許されない。  やっと唇が自由になったかと思えば、太腿と太腿の間に手が滑り込んでくる。  女装する時はもちろん、下着もスカートから見えないよう、女性のものを身に着けている。  それがいけなかったらしい。  流星の長い指が後孔へと滑り込んだ。 「流星!?」  突然の出来事に驚いて目を瞬かせるていると――。 「ここの凝りでしょう? 絃さんが俺を抱く時に触るの……」 「やめっ、いっ、あっ!!」  何を思ったのか、流星はそのまま第一関節まで指を突っ込んできた。  慣らされていない後孔に指を突っ込まれて痛い。  顔を歪ませれば――。  怒っているのか、流星の目が座っている。 「僕はダメなのに、あいつならいいの?」  はあっ? 何言ってやがるんだこいつは!!  いきなり入れられれば誰だって痛い。流星はあの学生なら指も平気なのかと責めてくる。  ……いつもの流星らしくない。  責めるような言い方と流星の行動。  それに後ろを弄られる痛み。  それらが俺を混乱させる。 「りゅうせ、なにやっ!」  流星を咎めようと口を開けば、ショーツをずらされた。  そうかと思えば、今度は流星は俺の前でしゃがみ込む。  おかげで流星の顔前には俺の一物があってうっとりと見つめてくる。  次の瞬間、俺は息を飲んだ。  流星が俺の一物をその口に含んだからだ。 「っひ、あっ!」  しっとりと生あたたかい口内に包まれた俺の一物は流星の口内でむくむくと育っていく。  亀頭が流星の喉の奥に当たる。

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