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ざらついたその舌で舐められて、吸われて……裏に歯を当てられるからたまらない。
ああ、やばい。
すげぇ、気持ちいい。
おかげで後ろを弄るその指に痛みを感じなくなる。
それどころか、中から前立腺を擦られて、ますます快楽を覚える。
我慢できなくなった亀頭からは先走りがじんわりと溢れていく。
「あ……っ……」
押し寄せてくる快楽を感じて思わず声が漏れた。
すると流星も興奮しているのか、内壁を擦る指はいっそう大きく動き、一本だった筈が、気がつけば二本にもなっていた。
「りゅ、せ……」
はあ、はあと乱れた呼吸を繰り返す俺は、もう自力では立っていられない。
壁にもたれてただ、流星にされるがままだ。
見下ろせば、流星の唇の端からは、おそらく飲み込めなくなった俺の流した先走りだろうそれが滴り落ちていた。
大きなその目はうっとりと伏せ見がちになっていて、頬にほんのりと赤みが差している。
「絃さん、可愛い……」
俺の一物が流星の口から抜き取られた。
いや、可愛いのは流星だろう。俺じゃねぇ。
そう言いたいのに、ダメだ。
後ろに回っている二本の指が前立腺を擦るから何も言えない。
「やめっ! あっ!!」
「グチュグチュ言ってるの、聞こえる?」
亀頭から流れる先走りが伝い、後孔も濡らしているのだろう、流星が指を動かす毎に水音が聞こえる。
「……っつ!」
悔しい。
いつもなら煽るのは俺の役なのに!
「睨んでもダメ、誘ってるようにしか見えない」
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