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 それに絃さん、すごく綺麗だ。  俺のと絃さんの唾液が紅を引いているその唇の端から滴り落ちていて、とても妖艶だ。  ショーツの中に手を忍ばせて直に触れれば、絃さんの一物がビクンと脈打った。 「……んうっ」  綺麗。  絃さん、すごく綺麗だ。  たくさんこね回せば、亀頭からはたくさん先走りの蜜が流れ落ちる。  俺の手、絃さんの蜜で濡れている。 「いとさん……抱いてもいい?」  べっとりと蜜をまとっているその手で、引き締まったお尻に這わせながら訊ねれば、絃さんは微かに頷いた。  絃さん……。  指を挿し込み、第一関節あたりにある前立腺に触れる。 「あっ!」  感じて力が抜けたのか、絃さんの膝が折れる。  同時に交わっていた唇が外れた。  俺は慌てて膝を絃さんの両足の間に入れて支える。 「ん、あっ、っ、りゅうせ……」  絃さんの腰が揺れる。おかげで俺の膝の上にある絃さんの陰茎が擦られて、余計に感じるみたい。  絃さんの甘い吐息が耳朶に触れる。  熱い。  興奮しすぎて身体がすごく熱い。  俺は膝を動かして絃さんを刺激しながら、後孔の中にある指でそこを掻き乱す。 「あっ、ああうっ!!」  絃さんの身体が弓なりに反れる。  唇から垂れ流しになっているその唾液が首筋を伝う。  煌々と照らされる照明の下で見る絃さんはすごく綺麗だ。  腰を揺らし、俺の膝で自慰を繰り返す喘ぐ絃さんが可愛すぎるっ! 「絃さん、絃さんっ!」  中を弄られるのが二回目だからなのか、前よりもずっと妖艶だ。

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