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第199話※
「あっ、ぁぁーっ!っ、ひっ、ひぁ…ぁっ」
抵抗しようにも力は入らないらしく肩から落ちた手は俺の腕に乗ったまま動かない。こんな状態で激しく突いてやったら……想像しただけで加虐心にゾクゾクと震え忽ち試したい欲で満ちる。そうとなれば動きやすいよう足を抱え体勢を変えるのみだ。
「まっ!ぁっあっ!くぅっ」
「溺れんなよ?」
「ひ!ぁああ――っ!」
腰を動かす度にジャブジャブお湯が揺れ、溢れた。水の抵抗で動きにくいがお陰で一回いっかい奥まで突くことが出来るし喘ぎ声しか出ない程やはりいいらしい。
もしかしてまだ射精してないんじゃないか?
扱き忘れていた性器への刺激はお互いのお腹に時々擦れす程度。上手く射精出来てないからこんなに敏感で無抵抗なのだろうか。それなら好都合だと玲音を抱え直し唇を舐める。
今以上に限界をぶっ壊してみたくなったのは支配欲からだろうかそれとも……一瞬浮かんだ感情は直ぐ性欲に飲み込まれた。
「おらっ、大好きな奥に出してやるよ」
「まっ、まっ、あ、あぁーっ!」
「っ、すっげぇ締まる」
「は…あぁ…あ、ふ、ぅぅぅ……」
やべぇ、なんだこれ。とまんね。
奥に出し切るよう治まらない性器を押し付けながら、浅く呼吸を繰り返す口に堪らずキスをしてしまう。自分はキス魔だったのかと疑問に思ったが触れていた口が薄く開き招かれ、そんなことどうでも良くなってしまった。
ぬるりと温かい口内もよくて、ひくりひくりと怯える舌も堪らない。ひちゃり、くち、クチュ、何度も響きその内にまたしたくなる。
「はっ…もう一回、奥に出してもいいよな」
「ぇ、んんっ!はぁ…も、くるしっ…」
「そう言うなって、興奮すんだろ」
ズルッと引き抜いてやれば嫌だ抜くなと中は締まる。なんだやる気満々じゃねぇかと一息に突いてやれば背を反らし、ガクガク震えた。
「は、ぁっ、ぁぁぁっ…」
「ふは、ぶっ飛びすぎ。おら、もう一回!」
「ひぁぁ…あ、ぁ…あぅっ!」
抜いても突いても締め付けて来るぐらい本当に訳わかんなくなってる玲音に冗談抜きでバカになんじゃねえか?と思ったが俺には関係ないと気が済むまで付き合って貰うことにした。
理性の糸はとっくに切っているのだ。
×××
逆上せVS性欲 ファイッ!!
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