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第90話

「ひええっ!直接触んな拭くの大変なんだぞ前髪バナナ!」 「バナナちゃうわ!おしゃれメッシュや丸眼鏡!」 「丸いのは頭であって!俺の眼鏡はスタイリッ、しゅ…?」 取られた眼鏡に手を伸ばしながら聞き覚えのある単語にはて?俺の手が止まる。 デジャヴ?なんだっけ誰だっけこれ言ってきたの…… 大翔もどうしてん?と不思議そうにしてるけど喉まで出かかってるから返事が出来ない。 えーっと、うーん…… 「あ。大翔、ツッキーと同じこと言ってる」 「えっ」 「え?」 俺のスタイリッシュ眼鏡を持ちながら今度は大翔の動きが止まった。 え、俺なんか変なこと言った?ツッキーが誰か分かんない…は何回も教室で呼んでるからないだろうし逆にツッキーが嫌いで同じなんてイヤだったとか?クラスも生徒会も一緒ってなるとなんか色々押し付けられそうだし。俺はイヤになるかもなぁ… 「おーい。昼飯抜きになるぞお」 「「!!」」 惺士の言葉に、なんで大翔を起こしてたかって、昼ご飯くいっぱぐれるからじゃん!俺のアホ―!お腹空いた!!くそぅデザートおごってもらう!今日はパンケーキの一番高いのにする!バナナとチョコも絶対追加してやるからな前髪バナナ! メラメラ野望を抱きながら学食に向かったけどハッとある重大なことに気付きイライラどころじゃなくなった。 ××× 痛恨のミスはもう一つの可能性

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