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第131話※
キス好き過ぎかよ。
息継ぎも下手くそなくせして俺の頭を抱え必死に舌も伸ばしてくる。イタズラに軽く噛みグッと自分の舌で相手の口内に戻すように押すと驚いたように体が跳ねた。けど離れる気配はなく、薄く開く睫毛に涙を溜めたまま今度は自らの口に招き入れ舌が交差する。
「っ、ふ」
「ンッ、んぅぅ…」
気持ちが傾いてるうちにこっちも。対面になったことで無防備に開き入れ易くなったアナル。
汗だけじゃないそこのぬるつきにマジで今日やる気満々だなと思いつつ撫でればひくりと簡単に動き今にも飲み込もうとした。
それが面白く、爪でカリカリと引っ掻いてやれば今度は口が離れようとする。
「あっふむ…」
「にげんな」
逆に後頭部を押さえキスを続けながらアナルに指を入れ中を広げる。先走りに濡れもっともっとと誘うように締め付けてくるそこに、まだキツいがまあいいかととっくに限界がきていた自分のを押し当てた。
「ぅんううっ!」
「っ」
やはりキツいそこに、でももう止められそうになく無理に腰を下ろさせる。
頭を抱え震える玲音からポタポタ顔に雫が落ちてきて、一度キスを止め瞼に顔を寄せ次を食い止める。
「い、たぁ…」
「あぁ、痛いな。だが、もう少し」
「くぅ…」
締め付けもそうだが無我夢中に抱え込まれ正直頭も痛い。
ふと顔を下げると震える胸元とそう言えばまだ何もしていない乳首が目に入ってきて、仕返しにそこを軽く噛んだら面白いほどビクついた。
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