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第132話※
「マジで速攻ヤルもんじゃねぇな」
二回もしといて言う台詞じゃないが結構痛い。キツくていいと思ってたが過ぎるのも考え物だと初めて知った。今までの奴は速攻やっても案外大丈夫だったから今回もと油断した。あいつらマジでビッチだったんじゃねぇかとさっき理解したところだ。
「ひ、ぅぁっ!あっ、アぁっ!」
「へばってんのにいい声出んじゃねぇか」
「やああっ」
体からアナの縁まで赤くしてベッドに横たわり、口を閉じる力ももうないのかさっきからひっきりなしに喘ぎ枕を涙と唾液でずっと濡らしてる。
いい感じに力が抜けてこっちは動きやすいし好き勝手されても本気で嫌がっていないのがまた支配していると分かり心地いい。
「ハッ!やべぇな、これ」
「も、むりぃ…」
「無理じゃねぇ。おら、首掴まってろ」
「え…ぁああっ!はやっ、んっ!くふっ、ううう!」
小さい体を囲うみたいに覆い被さり少しくらい壊してもいいか。瞬時に思い浮かび実行に移す。
根まで腰を打ち付け引き抜き、奥までこじ開けるようガンガンに突いた。背中に回る腕は必死で爪が肌に刺さり痛みが走るがそれが逆に興奮剤かの如く熱をもたらし感情が抑えられない。
くっそ、治まんねぇっ!
腹の中も頭の中も沸々と熱が溜まり目が回る。
「くっそがっ」
「っああ!」
がじりと肌と歯の擂れる音が異様に耳に響き下にある体がビクッと跳ね同時に背中が痛む。
それでも止めはせず、無我夢中で動いていた。
「あっ!く、ぁあっ!んぅぅっ!」
「は、くっそ!くっ…」
野良犬なんて比ではない。何も考えず只々この熱をどうにかしたい吐き出したい、奥におくに。
「ぁあっ!ふッ、あっ!イ、ィっ、く――ッ!」
「きっ、つ……はっ!」
強張るのがそれでも分かった直後にグッと締まり、引きずられ持て余す熱を中にぶちまけた。
「は、はっ…」
「はぁぁ…はぁ……」
治まり始める体とは裏腹に腹の辺りはぬるりと熱かった。
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