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第187話

前回と同じで大翔の周りに集まって放課後の女子会みたく話し合いが始まる。その時にこの会の名前付けようぜと真剣に考えたんだけど、惺士たちは覚えているんだろうか…… 「さぁはじまりました。俺たち10代喋くる場!今回のゲストは大人代表ツッキーこと、ツッキーです!宜しくお願いします」 「は?急にどうしたんだ、羽葉」 「おお!前の名前決めがすげぇ役立ってる!良いんじゃね?なぁ、陽向」 「僕もいいなって思ってた。玲音の司会も決まってるね」 「よくないわ!俺は俺の出した、放課後もワクワクトーキング!喋ってよいともぉ~!のがええと思う!」 「「だから長いんだよっ!(だって!)」」 俺と惺士の見事なハモリにまたまたシュン…と大人しくなって、ボソボソとじゃあ、喋ってよいともぉ~でもええは。呟いていたから次回はそれでいこう。ということで決着した。 ずっと聞き専だったツッキーにお前ら、本当いい高校生活送ってんなぁ。とおじじ臭いことを言われたけど、ツッキーはそうじゃなかったんだろうか。憶えていたら今度聞いてみようと思う。 今日はなんせ先輩のことを聞かなくてはいけない!腐男子の俺が生徒会を放っておくなんて断じて許されない!萌えの宝庫生徒会!でもって高橋さんに話のタネを提供しないとなんだ! 「で、キノコがなんだっけ?」 「違いますよ月極先生、シメジの生息地についてです」 「カバさんの話は…?」 「ふわふわキャッキャ先輩の話は!?」 「あれ?夏休みの予定決めではないんですか?」 点でバラバラの話にん?あれ?と首を傾げてみて、でもどれも正解な気がして否定ができず、急に心理漫画のようにみんなの動きが止まる。そして其々が相手の腹を探るよう慎重に見つめ合う。 こりゃあ、直ぐに答えは出そうにない。誰も何も言わないから下手したらこのまま夕飯になるだろう。

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