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リクエスト企画
その3
ジャス大ほのぼの目指しつつマニアックに攻めちゃいますよ( ^ω^ )
「っ、しちぃいーーーーっ、はあっ、ち、…っ、きゅうっ、ん、じゅ、ぅうーッ!」
どさあっと盛大な音を立てて崩れ落ちる様にベッドへ体を沈めるダイスケ。
肩で息をしながら、ごろりと仰向けに姿勢を変える。シャツ、めくれてるんだけど…腕で顔を覆ってはあはあと呼吸をするのが、なんだか見てられない。
「はあっ、なあ…見てたか?」
「ああ、見てた。だいぶ慣れてきたな」
嘘、見てない。見られない。
ダイスケに課した体幹トレーニングは、要領を得た今では自分でカウントを数えながら腹式呼吸を意識出来るまでになった。けれど大変なのは変わらず、終わったあとはこうして倒れ込んで、無意識のうちにオレを困らせる。
だから、見ないように自分でもその横で筋トレしたりNBAの録画を見たり。
「俺が頑張ってんだから見ろ!」
「っ!わ、わかった!」
突然起き上がると、オレの頬を両手で挟んでそちらを向かせてきた。
近い。すぐ目の前にダイスケの顔がある。息がかかりそう、オレの呼吸が一瞬止まった気がする。
「………こっち来い」
「え、ダイスケ?」
じっと見つめてきたダイスケが、ふいに手を引いてベッドに腰を下ろす。隣に座るといきなりシャツをたくし上げられた。
「なっ!ダイスケ⁉︎」
「脱げ」
されるがままにシャツを脱がされて、ベッドへと押し倒されてしまった。
太腿を跨いで座り満足そうに笑うダイスケが、首筋に擦り寄ってくる。どうしよう、どうすればいい⁉︎
「お前の胸鎖乳突筋、好き」
「…………………………………え?」
「僧帽筋もいい感じに張ってるし、三角筋から上腕二頭筋にかけてのラインとか最高」
うっとりしながら撫でてくる。べたべた触るのではなく、労わるように優しく。
しかも、手のひらで触れた部分に沿ってキスしてきた。
「ちょ、ダイスケそれは」
「黙れ」
「はい…」
再びオレの体中に手のひらを這わせ、唇を寄せている。ああ、ほんとにどうすればいいんだ…
「この腹直筋の割れ方とか、俺好みだし」
「っ、それ以上は、ちょっと…」
へその辺りから肋骨の辺りまでを撫で上げられて、思わず体が硬くなる。ぞわりと湧き上がってきた何かに抵抗しなければ、きっとダイスケを傷つけてしまう。
頑張れロー・ジャスティン!
「これ全部俺のだからな」
「ダイ、スケ…?」
そして最後は唇を指先で撫でて。その後に訪れた至福の瞬間を終わらせないように、その体を引き寄せた。
ごめんなさい、私も大ちゃんも筋肉フェチです( ^ω^ )これでも代表的なとこ並べたつもりなんですが…
リクエストくださいましたHiRo様、ありがとうございましたっ!楽しんで書かせてもらいましたー!
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