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リクエスト企画
その4
創×継です。うへへ、創は体力ない分テクニシャンなんです(笑)
「継、座って」
「はい…」
やべえ、大魔王様を怒らせた。ここは大人しく従っておいた方が身のためだと、本能的に悟った。
原因はわかってる。今日の練習のラストで軽く突き指した。ほんっとに軽く。でも黙ってた。帰り道で創と手を繋いだ時に、すっごい睨まれた。
「おれが分からないとでも思ってる?」
「…黙っててごめん、でもそんな痛くないし」
「そういう問題じゃないでしょ?」
「はい、すんません…」
ここは素直に謝ろう。これ以上怒らせたらどうなるか…
「ちょっと反省しようか?」
うっわあ、超眩しい笑顔。ああ、もう手遅れだったか………
「ぃ、んあっ、それっ、んんーっ!」
「なあに?」
「はっ、あっ、そこ、すげえ気持ち、いっ!」
あれから創にちんこしゃぶられて一回、孔を指で解されながら一回イかされた。
創のフェラはものっすごく気持ち良くて、マジでヤバい。でもそれだけじゃなくて、オレよりも指先が細くて長くて器用だから、孔の中で絶妙な動きをする。壁を拡げながらそれとは違う指で擦られて、前立腺なんか触ってなくてもイかされてしまう。
「ふあっ、きもちっ、んっ!」
「ふふ、可愛い」
後ろから覆いかぶさる様に突っ込まれて、ゆっくりと抜き差ししながらちんこも同時に扱かれる。激しいわけじゃないのに、的確にオレの敏感な部分を擦るその動きがたまらない。
さっきからイきそうでイけないのがもどかしい。オレのちんこを扱く創の手を取って、なんだか色んな液体でヌルヌルしてる指先をしゃぶってやった。
「ん、そぉ、もうイきたい…!」
「じゃあどうすればいいのか、分かるよね?」
背中の窪みを舌で舐められて、ちんこがぞわぞわする。出そう。でも出ない。
オレの唾液でべっとりと濡れて光る創の手のひらをもう一度ちんこに充てがって、肘までベッドに付けて出来る限りケツを突き出す。
「創、もうイきたい…お願い、イかせて?」
「ふふ、よく出来ました」
精一杯その態勢を保ったまま振り返ると、創がちゅーしてくれる。深く奥まで突き刺さる。
「う、っん、んむっ、ふあっ!」
ゆっくりと創のちんこが奥に押し付けられて、快感がせり上がってくる。
ずちゅ、ずちゅ、激しい動きは全くないのに、すげえ気持ちい。だんだん頭が白くなっきた。
「んあっ、はっ、創っ、きもち…っ!やば、イきそ…!」
「うん、いいよ、おれも、出すね…」
「ひああっ⁈んんっ、あっ、やっだめだっ、いく、も…でる…そぉッ!!」
ゆっくりとちんこをギリギリまで抜いて、次の瞬間に思いっきり奥まで一気に突っ込まれる。体に電流が流れたみたいに何かが走り抜けて、創の手のひらに熱い精液を放った。
ぎゅっと抱きしめてくれる創の精液がオレの中に吐き出されるのを、意識が朦朧としながらも感じる。
「継、大好き…抜くよ?」
「ん、…」
やだ、ほんとは抜くのやだ。せっかく創の精液がオレの中にあるのに、抜いたら出て来る。すぐに全部取ってきれいにしないと腹壊すけど、それでもよかった。少しでも長く、創と一つに戻ってたかった。
ずるりと創がちんこを抜く。ぎゅっと力を入れて出て行かないようにするんだけど、創が孔を指で掻き回して出してしまう。
「ん、大丈夫かな?」
「創、ちゅーしたい」
気怠い体を仰向けにして腕を伸ばせば、ふわりと微笑んだ創の唇が降って来る。
ちゅ、ちゅ、と唇を押し付けてくるだけなのに、たまらなく幸せな気がした。
「創、愛してる」
「継、愛してる」
同時に囁いた唇が重なる。
それは、一つに還る瞬間。
SEXはガツガツ動くだけじゃないんですよ( ^ω^ )という話です。
創×継のリクエストいただきましたasaKi★様、ありがとうございました!
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