「継…？」 「あ、悪い。ちょっと幸せに浸ってた」 不思議そうに見上げてくる創の頬にちゅっと口付けて、律動を開始する。 創の気持ちいところをゆっくりと、でも重点的に突き上げると、すぐに創が高みに昇りつめるのがわかった。ああもう、可愛いなくそっ！ 「創、気持ちい？」 「んっあ、けぇっ、やだそこばっか…ぁっ、」 「ん、でもイイんだろ？」 こくこくと頷く創の気持ちい顔が、最高に可愛くてエロい。たまんない。 創の膝裏に腕を差し入れてしっかりと密着して、ギリギリまで引き抜く。額に掛かる前髪をそっと払ってやり、一気に奥まで貫いた。 「ひっ、あぁああっ…??」 「すっげ…締まる、ココ」 「はっ、んん…っ！」 唇を噛んで声を我慢しようとするのを見つけて、そこに指を入れてやる。そのオレの指を噛まないように、舌を絡めて快感を逃がそうとするのが可愛くて、つい虐めたくなる。 ずぷずぷと腰を動かしながら、創の口の中で絡んでくる舌をなぞり、溢れてくる唾液を唇に塗り付けてやる。ぬらりと光るのが、なんだかものすごくエロく見えた。 まあ、創は何してもエロくて可愛いんだけど。 ぐっと舌の裏側まで指を突っ込んで、満遍なく口の中を掻き混ぜる。その間ももちろんちんこを抜き差しして、くぐもったような喘ぎ声と可愛い顔を堪能して。 うっすらと滲んだ涙を舐め取ると、首に回されていた創の手がぱたりとベッドへ落ちた。いったん腰の動きを止めて、ゆっくりと指を引き抜きその手のひらに絡める。 「はぁっ、継のいじわる…」 「ん、ごめん。でも好きだろ？」 「うん、だいすき」 可愛い。てゆーか綺麗。ほんとにふわっとした感じで笑うんだ、創は。 この笑顔を向けてくれるのは、オレにだけ。オレってなんて幸せなんだろうな。 きゅっと手のひらが握られて、指先に創がちゅーしてくれる。これは、創がオレを欲しがってる時にする癖の一つ。 「継…」 「ん、どした？」 けど、可愛い姿をもっと見たいから、それには気付かないフリ。でもそんなとこもきっと気付いてんだろうな。 ああもう、どうしようもないなオレって。 「…おれの中、継でいっぱいにして？」 「昨夜のじゃ足んねえの？」 「昨夜はそれでよかったんだけど、今はもっともっと継が欲しいの。だめ？」 「オレが創のお願い、断るとか思うわけ？」 「ううん、思わないよ」 創がして欲しい事は、オレがしたい事。 創の中を、昨夜よりももっとオレでいっぱいにしたい。