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午前二時のコール
【継side】
「ぐふふ、やべえ、超可愛いっ!」
「やばいのはお前の頭だ」
「ダイスケ、こっちに。感染ったら困る」
ジャスティンが大介を自分の方に引き寄せて、なんか白い目で見てきた。失礼な奴らだな。
バスケ部の合宿があるのは知ってた。去年は一泊だったから、しぶしぶ参加したんだ。だって創と離れて寝るとかありえねえし。
でも今年は二泊三日とか梅ちゃんが言い出した。やだ。行かない。創がいなきゃやだ。
さんざん駄々をこねて、ついに当日。大介とジャスティンが迎えに来たけど、俺は行く気なんかなかった。見かねた創が、あんな事を言ってくれるなんて思ってなかったから。
「継、いい子で頑張ってきたら、ご褒美あげるね?」
あーやべえ、マジ可愛い。一瞬でちんこ勃った。
にっこり笑ってあんな事言われたら、もう頑張るしかねえし。
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