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寂しい時は抱きしめて
【継side】
あーもうマジ可愛い。ヤりたい。どうしてくれんだよこのオレのちんこ。今はお前の出番じゃねえんだよ。
必死に勃ち上がりかけたちんこを抑えて、創の頭を撫でた。
「オレだって寂しいけどさ…」
「うん、知ってる」
ふわりと微笑んだ創が、背中できゅっとユニフォームを握ってくる。そんな些細な仕草が、ほんとに可愛いんだ。
あーあ、なんで体育館にはエアコン無いんだろ…
あ、そうか、エアコン…!
「なあ創、もし指揮やるとすんじゃん?」
「え?うん…」
「んで、夏休み中毎日やっぱ練習すんだろ?」
「うん、たぶん」
「そしたらさ、一緒に学校来て、一緒に帰れるよな!」
いつもだったら創はオレが部活やってる間は、体育館のピアノ弾きながら終わるのを待っててくれる。でも、夏休みに入ってからは、なんとか説得して家にいてもらってた。
だって、体育館にはエアコンがついてない。そんな蒸し風呂みたいなとこで何時間も待たせたくないし。
けど、音楽室は違う。エアコンの効いた部屋で部活終わるの待ってもらうなら、夏休み中でも一緒に帰れるし、オレも安心だ。
「…ん、継がそう言うなら」
「でも、文化祭までな?終わったら、またここでオレの事見てて」
「うん!」
にっこり笑ってくれた。
ほんと可愛い。
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