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牙のない狼

【継side】 創がオレの首筋に顔を埋めてはむはむしてくる。くすぐったい。やべえ、可愛い。 くるっと態勢を入れ替えて、壁に寄り掛かる。しばらく創の好きなようにさせてやってたら、じっと上目遣いで見つめられた。 「ん、どした?」 創の長い指が、オレの指に絡まる。胸元にぺったり擦り寄ってきてマジで可愛い。 あ、でもそんなくっついたらさ、オレ汗臭いしイヤだろ…なんて思ってたら、すぅー…と思いっきり息を吸い込んでる。 「あー、創、あのさ、オレ汗臭いからさ…」 「そんな事ないよ、継の匂いだもん」 顔を上げた創が、切なげに笑った。 「ねえ…もっとぎゅってして?もっとキスして?もっと………おれのこと、愛して?」 「っ…!そ、ぉ…!」 そんな事言われたら、もう止めらんないからな…! 創の膝裏に手を差し入れて横抱きにすると、風呂に向かう。ぎゅっとしがみ付いてくる創の額にちゅっと唇を寄せて、大事に大事に運んだ。 「ほんとは今すぐヤりたいけど、オレここんとこちゃんと風呂入ってないから、創が洗って?」 「…うん!」 創の制服を脱がしてやると、創もオレのジャージを脱がせてくれる。まあ、もちろん完勃ちしてるんだけど。 二人でシャワーを浴びて、創がボディーソープを手のひらで泡だてるのを見ながら洗い場に置いてある椅子に腰掛けた。 後ろに回り込んだ創が、首筋から肩、背中あたりを優しく泡で撫でていく。 「創、くすぐったいって…」 「んふふ、我慢して?」 腕を揉み解しながら、手のひらの皺の間までくまなく創の指が滑る。腰から太腿に指を這わせてきた。 ああ、やばいって…さっきからもう限界ギリギリなんだよ…だって気持ちいんだもん、しょうがねえだろ… 前に移動した創が、ゆっくりと唇を舐めてきた。同時にぬるりとした感触が熱く昂ぶってるそこを覆う。 「んっ……!」 「ほんとは、寂しかったんだよ?だから、理由つけて会いに行ったんだもん…」 「ぅあっ、創…っ………はっ、あ…ちょ、まっ…!」 オレのちんこを包み込む創の手首をがっと掴むと、ちょっと不機嫌そうな顔になる。いやいや、それも可愛いんだけど!でも! 「出すなら、創ん中がいい………」 「っ……!」 オレの気持ちと精液の全部、創に受け止めてほしいんだ。
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