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溶かされる

「足…開いて、こっち向いて」 「うん……」 継の体を跨ぐように座り直して、向き合う形になる。はあっと息を吐いた継が、肩にこつんと額を乗せてきた。 ぐっと腰を引き寄せられて、継の熱いものが触れる。 「…あのさ、ヤバいかも」 「え………?」 「入れたらすぐイッちゃいそうだから、一回抜いていい?」 言うが早いか、二人分の熱が継の手のひらに包まれる。予想もしていなかった継の行動に、慌ててその体にしがみついた。 継の膝の上に乗っているので、ぎゅっと抱きしめたつもりが頭を抱えている格好になってしまう。濡れた髪に指を通すと、ふわりとシャンプーの香りが鼻をくすぐってきて、同じものを使ってるのに継の方がすごくいい匂いのような気がする。 ゆっくりと継の手のひらが上下に動く。同時に首筋から鎖骨にかけてちゅっと吸い付かれて、たったそれだけの事なのにあっと言う間に高みに昇らされる。 どうしよう、恥ずかしい。でも継がしてくれる事は全部気持ちいい。 「んっ、けえ…あ、や…」 「っは、創のも、熱くなってんじゃん」 「ぃっ、あああっ…!!」 先端のヌルヌルした所を指でぐりぐり押されて、窪みを爪で引っかかれて。鎖骨の辺りにいた継が、気付けば胸の突起を口に含んでいた。 噛まれて、吸われて、舐められて、扱かれて…もう、おかしくなりそうなくらい気持ちいい。 ゾクゾクと何かがこみ上げてきて、そこから出たがってる。 「ゃ、あ…もぉ、でちゃうぅ…!」 「ん、ほら……っく…!」 「ひっ、あ…んんーーーー!!」 ぐっと握り込まれた継の手のひらに熱を吐き出すと、継も同じく達したみたいだった。お互いのものが混じり合った液体を搾り取った継が、ほら、と見せ付けるかのように手のひらを上に上げてくる。 恥ずかしくてそれを直視できないから、キスして誤魔化していたら、不意に後ろがぬるりとした感触に包まれた。びっくりして唇を離す前に、つぷりと継の指が入ってくる。 苦しくて唇を離すと、継が優しくこちらを見上げていた。かっこいいなあ。 「痛くねえ?」 「う、ん…だいじょぶ、ッン…」 継はいつだっておれを一番に考えてくれる。今だってさっさと入れてしまえばいいのに、おれの事を傷付けないようにゆっくりと時間をかけて解してくれていて。そんな継の指先の動きを敏感に感じ取って、その度に体が跳ねる。 ゆっくり出し入れされながら、ぐちゅぐちゅという音に耳を塞ぎたくなる。恥ずかしい。気持ちいい。どうしよう、早く継が欲しくて仕方がない。 「もう一本入れるな?」と声をかけてくれて、更に増えた異物感にお腹の中が轟くのがわかる。 「そんな締めんなって」 「っん、ぁあ……け、ぇえ…はやくぅ…」 継がごくりと喉を鳴らして、中に入れた指を曲げて壁を擦ったり、ぐっと押し広げたりする。 そんな事しなくても、おれは継になら傷付けられたって平気なのに。 継がしてくれる事は全部、溶けちゃいそうなくらい気持ち良くて幸せなんだよ。 だから、早く継をちょうだい…?
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