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愛される

膝の裏に腕を差し込まれ、体が浮く。熱くて硬いものが宛てがわれると、ちょっとだけ緊張して息を飲んだ。 「創、力抜いて」と継が微笑んでくれる。言われた通りにふう、と息を吐きながら、必死でそれを受け入れる。 「あ、あ……ッン、け、え…っ!」 「きっつ…ごめん、痛いよな…っはあ、でも、創が欲しい」 「やっ……ぁあああっ!!」 ぐっと奥まで継が入ってきて、びくびくと体が痙攣する。今さっき吐き出したばかりなのに、またお腹のあたりに熱いものが放出された。 はふはふと呼吸を整えながら、必死で継の唇にキスをする。その間にも体を揺さぶられて、奥まで貫かれて。 荒々しくも優しく突き上げる継が、吐息の合間に囁いてくる。 「創、愛してる…」 「あっあ、んっ……おれ、も…!」 伝えたいのにうまく話せなくて、だからその代わりに腰を掴む継の手に自分のを重ねてみる。 「継、好き…大好き、愛してる…」 やっとのことで伝えられた気持ち。一度吐き出した思いは、まだまだ溢れてくる。突かれる度に嬌声と共に好きだと声に出して、その度に継のものがおれの弱い所を的確に攻めてきて、もう頭がおかしくなりそう。 熱に浮かされて、ただひたすらに継の名前を呼ぶ事しかできない。でも、それでいい。継の事しか考えたくない。継の事以外は考えられないんだ。 肌がぶつかる音、ぐちゅぐちゅという水音、荒い吐息、お互いを呼ぶ声。全部が耳に入ってきて、継に愛されてるんだなあと実感する。 だんだんと目の前が白く霞んできて、もう限界が近いのがわかる。やだ、もっと愛して欲しい。でも体はそうもいかなくて、一人で追い上げられるのが悲しくて涙が止まらなくなる。 「…創?」 「あっん…継…もっと、ぁい、して欲しい、のに…んっ、ふあっ…」 「ん、わかってる。ほら、一緒に、な?」 大きく中を抉られて、前も弄られて、気持ち良くてどうにかなっちゃいそう。 「はっ、締めすぎ…すげ、ヤバい…」と継が吐息と共に漏らした言葉が、継も感じてくれてるんだと嬉しくなる。 ぎゅっとしがみついて最奥に継のものが当たった瞬間、目の前が真っ白になった。 「やっあっ、継っ、んんーーーーっっ!!」 「っふ、創…!」 どくどくと継のものが注がれている感触に幸せな気持ちになりながら、ふっと意識を沈めた。
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