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第4話

【継side】 創はオレの双子の兄貴。 性格は温和?おっとり?天然?いや、小悪魔か? 顔はもちろんオレと同じ。身長もほぼ変わらないけど、オレはバスケやってるせいか、創よりちょっと高い。 「けぇ、重いよぉ…」 「ん、もうちょっとだけ」 イった後のとろんとした目を閉じて、しょうがないなあと微笑みながらオレの背中に腕を回してくる。 こんな時、オレは創に甘やかされて育ったんだなあとつくづく思う。 同じ遺伝子のはずなのに、オレよりも柔らかい髪を撫でながら頬にキスしたら、ちょうど見計らったかのようにアラームが鳴った。 「ほら、着替えるよ?」 ぱしぱしと背中を叩かれて、甘い寛ぎタイムは強制終了。 憎たらしく鳴り続けるアラームをぶった切ると、創の首筋に吸い付いてやった。 「ッ、ちょ…!」 「いいじゃんちょっとくらい」 制服のネクタイを締めてれば見えないギリギリの位置に、紅い痕を散りばめる。 創は色が白いから、オレがちょっと吸っただけでもこうなる。前に調子に乗ってたくさん痕を残したら、すっげえ怒られたけど、真っ赤な顔で言われても説得力ゼロだったな。

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