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第7話
【継side】
「おっはー!」
後ろから駆けてきた足音が、オレと創の間に割って入ってきた。他の奴なら容赦無く殴ってたぞ。
「おはよ、大ちゃん」
「どけ」
創はオレの隣って、生まれる前から決まってんだよ。
大介はオレ達と同じ病院で生まれた。家が近所という事もあり、小児科でもよく顔を合わせるようになってからは、親同士の仲も良い。
幼稚園、小学校、中学校と一緒で、今に至る。
こいつは創とオレが兄弟以上の関係だって事知ってる。けど、特に何も変わらない態度でいてくれた。
何も変わらない。オレに対しても、創に対しても。
いや、そこは変われよ!
そのスキンシップ的なのやめろ!
オレ達の間に入るな!
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