15 / 507

昼休みはまったりと過ごしたい

【創side】 下から見上げると、継がものすっごく色っぽく息を吐く。 ぎゅっと首筋にしがみついてくるのを、おれもぎゅっと抱きしめる。 「はっ、やく、うご…けっ、」 耳元で継の少し低い声が聞こえてきた。いつもなら継がいい感じに動かしてくるけど、今はおれがその腰をがっちり固定してるから、そんな可愛いおねだりしちゃうんだよね。 けど、それでおれが許してあげるとでも思ってるの? 「継、なあに?どうしてほしいの?ちゃんと言ってくれなきゃわかんないよ?」 「っ、お、まえ…っひぅっ!」 継の脇腹に指を這わせて、ゆっくりと円を描くように撫でる。 腸骨の辺りが一番イイんだよね。ほら、ぴくぴく締め付けてきた。 「ねえ、どうしてほしい?」 「あっ、く…ん、そぉ…」 「ん?なあに?」 継が諦めたように、おれの耳元に唇を寄せた。 「………もっと、創が欲しい」 うーん、まあ昼休みはもう終わりも近いし、しょうがないかな? 望み通り、いっぱいあげるよ、継。

ともだちにシェアしよう!