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昼休みはまったりと過ごしたい
【創side】
下から見上げると、継がものすっごく色っぽく息を吐く。
ぎゅっと首筋にしがみついてくるのを、おれもぎゅっと抱きしめる。
「はっ、やく、うご…けっ、」
耳元で継の少し低い声が聞こえてきた。いつもなら継がいい感じに動かしてくるけど、今はおれがその腰をがっちり固定してるから、そんな可愛いおねだりしちゃうんだよね。
けど、それでおれが許してあげるとでも思ってるの?
「継、なあに?どうしてほしいの?ちゃんと言ってくれなきゃわかんないよ?」
「っ、お、まえ…っひぅっ!」
継の脇腹に指を這わせて、ゆっくりと円を描くように撫でる。
腸骨の辺りが一番イイんだよね。ほら、ぴくぴく締め付けてきた。
「ねえ、どうしてほしい?」
「あっ、く…ん、そぉ…」
「ん?なあに?」
継が諦めたように、おれの耳元に唇を寄せた。
「………もっと、創が欲しい」
うーん、まあ昼休みはもう終わりも近いし、しょうがないかな?
望み通り、いっぱいあげるよ、継。
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