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たっぷりの愛をひとくち

浴衣の合わせから覗く創の白い脚がめちゃくちゃ色っぽい。帯は外さないでいるから、浴衣の着崩れがすごくて、なんか無理矢理に犯してるみたいに錯覚しそうだけど、創がこうして腕を伸ばしてオレを抱き寄せてくれるからオレも遠慮なく臍の下辺りに指を這わせる。 右手を創の口元へ差し出して唇を撫でると、ぺろりとそれを紅い舌で舐めてきて。ぐい、とその中に指先を突っ込むと、オレの手首を持ってぴちゃぴちゃと音を立てながらしゃぶってきた。 うわあ、やばい、超エロい。 つい指で熱い舌を引っ掻いたり緩く出し入れさせれば、少しだけ苦しそうに眉を寄せて。でもけしてやめようとはしない。 創の唾液まみれになった指を引き抜き、代わりにオレの舌を差し込む。とろんとした目を気持ち良さそうに閉じて、オレを受け入れてくれる。 「…ん、ふぅ…」 「創、可愛い…」 「ひあぁっ‼︎」 ぐち、とオレを受け入れてくれる部分に指を一本入れて、中でそれを折って壁を擦るように動かす。熱い粘膜がオレの指を咥えて離さない。 ずるずると壁に凭れたままで足の力が抜けていって、立っていられない創の膝裏に手を差し入れて、オレの腰あたりに絡める。キュッと締まった中は、ただ姿勢が変わったからだけじゃなく、この後にされる事を想像したんだろうな。超エロくて超可愛い。 入れている指を徐々に増やしていって、創の中を柔らかくしていく。わざと創が弱い部分を外して解すのは、指なんかじゃなくてちゃんとオレを感じてほしいから。 「け、ぇ…はやく、継を感じたいよぉ……」 それと。こうやって可愛く強請らせるために。
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